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2012年3月期の業績

2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)における世界経済は、中国、インドを初めとした新興国において内需を中心とする景気拡大が続いているものの、欧州のユーロ加盟国での財政・金融問題や、タイの大規模洪水の影響によるサプライチェーンの混乱もあり、総じて厳しい状況にありました。

国内経済は、東日本大震災の影響による生産活動の停滞に加えて、急激な円高の影響や世界経済の減速懸念等もあり、厳しい状況が続いております。

当社グループの主要取引先であります自動車業界においては、グローバルレベルでは緩やかな回復基調にあり、国内市場においては、東日本大震災の発生による減産で大きな影響はありましたが、復旧の進展とともに回復の兆しが見られつつあります。

こうした状況のなか、当社グループにおいては、生産体制の見直し、生産効率の向上、原価改善の推進、及び物流費の低減などの改善等、グループ一丸となり、取組んでまいりました。

こうした取り組みの結果、連結業績は、東日本大震災及びタイの洪水の影響による生産縮小により、売上高は3,720億円(前年度比0.4%減)となり、営業利益は26億円(前年度比77.9%減)、経常利益は8億円(前年度比90.5%減)となり、当期純損失は41億円(前年度は33億円の当期純利益)となりました。

2013年3月期通期業績見通しについて

当社グループを取り巻く環境は依然として不透明でありますが、工場原価改善の強力な推進、継続的な設備投資の抑制、経費の削減、及びサプライチェーンの整流化などに取り組むことにより、2013年3月期の連結業績予想は、売上高3,754億円(前年度比0.9%増)、営業利益29億円(前年度比10.2%増)、経常利益18億円(前年度比124.5%増)、当期純損失10億円(前年度は41億円の当期純損失)を見込んでおります。

今後に向けて

当社を取り巻く事業環境は、新興国の伸長によるグローバル競争の激化、地球温暖化対応のための環境規制の強化が進み、また経営の透明性や企業の社会的責任を重視するCSR経営の重要性がますます高まっていくと予想されます。

このような環境の変化を経営課題と捉え、当社は2011年6月に「VISION 2020」および中期経営計画を策定いたしました。2020年に向けての目指す姿を「挑戦する人の集団」「モノづくりで社会に貢献」「新しい価値を世界へ提供」とし、新たな成長に向けチャレンジしてまいります。

株主の皆様におかれましては、フタバ産業株式会社およびフタバグループ各社に対して引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


2012年7月
代表取締役社長 三島 康博