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TOYOTA新型「RAV4」に当社製品が採用

フタバ産業株式会社(本社:愛知県岡崎市、社長:魚住 吉博)の製品が、 トヨタ自動車株式会社から2025年12月17日に発売された新型「RAV4」に採用されました。

今回採用された主な製品

■インパネリインフォースメントの縮管部分の長さ縮小による操舵感向上

当社では従来より、UO曲げなどの造管加工や異径加工といった、インパネリインフォースメントの基本骨格を形成するパイプ加工技術を保有しています。

今回、成形シミュレーション技術の精度向上により、異径巻きパイプの縮管部分の長さを従来より短くしたインパネリインフォースメントの生産に成功し、初めて採用されました。

縮管部分を短くすることで、パイプからフロア部分に接続するフロアブレースを直線に近い形状にすることができ、ステアリング剛性の向上および操舵感(運転しやすさ、楽しさ)の向上に貢献しています。

◇造管加工・異径加工技術 造管加工・異径加工技術.png

◇縮管部分の長さの違いによるフロアブレースの形状の違い 縮管部分の長さの違いによるフロアブレースの形状の違い.png ■インパネリインフォースメントとボデー部品締結部分の配置最適化

今回、インパネリインフォースメントに接続するボデー部品もあわせて受注していることから、インパネリインフォースメントとボデー部品との締結部分の配置最適化を行いました。

パイプとボデー部品との締結距離を縮めることで、従来のパイプ全体を覆うようなボックス構造を廃止し、ステアリング剛性を担保しつつ部品点数を計6点削減しました。
ボックス構造の廃止.png

■北米生産で初めて1470MPa冷間超ハイテン材を使用した「フロントピラーアッパインナ」を受注

今回、北米生産としては初めて、1470MPa冷間超ハイテン材を使用したフロントピラーアッパインナが採用されました。

量産化においては、北米の現地の材料の特性に対応しつつ、先に1470MPa冷間超ハイテン材の使用を実現しているプリウスでのノウハウを反映させた構造提案を開発初期段階より織り込むことで、問題を早期に解決し、生産準備を円滑に進めることができました。

フロントピラーアッパインナを含むフロントピラーアッシーにおいて、CAE衝突解析を自社で実施し、性能とコストが両立できる構造提案を行いました。ホットスタンプ材から冷間超ハイテン材への材質変更を実現させるなど、コスト低減や軽量化、CO₂排出量削減に貢献しました。


■今回採用された主な製品箇所
◇イメージ図
※青色:1470MPa冷間超ハイテン材、黄色:1180MPa冷間超ハイテン材、緑色:インパネリインフォースメント
今回採用された製品.png

当社は、これからも環境・社会課題の解決を目指し、培ってきた「技術開発力」と「モノづくり力」を活かして、「環境」「安全」「豊かな生活」で時代をリードしていきます。