SDGsへの取り組み

経営への統合

フタバグループは、国際社会の共通目標であるSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、事業活動を通じた「環境・社会課題の解決」と、それを支える「経営基盤の強化」のため、「重要テーマ(マテリアリティ)」を設定しました。中期経営方針に掲げ、各年度方針を通じて業務まで落し込みをはかっています。

戦略的SDGsの選定と重要テーマの設定

戦略的SDGsの選定

戦略的SDGsの考え方

ステークホルダー視点と事業視点から当社にとって、重要性がより高いSDGsのゴールを「戦略的SDGs(6つのSDGsゴール)」として位置付け、それらゴールの達成に向け重点的に取り組んでいます。それ以外の「重要SDGs」と位置付けたSDGsゴールは、当社がこれまで大切にして進めてきたESGの活動として、引き続き取り組んでいます。 

①事業視点で重要性のより高いSDGs

関連各部にヒアリング等を行い、当社のこれまでの活動を把握・整理し、事業成果につながると考えられるSDGsを、重要性のより高いSDGsとして選定しました。

②ステークホルダー視点で重要性のより高いSDGs

ESG評価機関が定める評価項目をベースに、市場および社会トレンドを分析、ステークホルダーが特に当社へ期待されるSDGsを、重要性のより高いSDGsとして選定しました。

重要テーマ(マテリアリティ)の設定

「重要テーマ(マテリアリティ)」は、ステークホルダー視点と事業視点から、フタバグループにとって重要性がより高いSDGsのゴールである、「戦略的SDGs(6つのSDGsゴール)」を達成するためのものです。それらを「事業戦略」と統合するため、①持続可能な成長、②持続可能な生産、③持続可能な経営基盤に分類しました。

重要テーマ(マテリアリティ)の設定

企業価値向上戦略を推進

企業価値向上戦略は、「戦略的SDGs(6つのSDGsゴール)」と「事業戦略」を統合するものです。同戦略は、「持続可能な成長・生産・経営基盤」に分類した「重要テーマ(マテリアリティ)」に取り組むことで、「環境・社会課題の解決」と「事業目標の達成」を通じ、持続的な成長へと導きます。当社はこの企業価値向上戦略を、オールフタバで推進しています。

企業価値向上戦略を推進

推進体制

①経営レベルの推進活動

重要テーマ(マテリアリティ)毎に設定した「取り組みの進捗状況」「目標と実績」等を定期的に、「社長(関係役員)」および「取締役会」へ定期的に報告しています。

②FUTABAの推進活動

重要テーマ(マテリアリティ)毎に「推進責任本部」を明確にし、SDGs推進事務局の企業行動推進室と連携して、国内外子会社を含めたオールフタバで取り組んでいます。

推進体制